DAZN(ダゾーン)で配信されている、過去の名勝負を"新たな実況・解説"を付けてフルマッチでお届けする「Re-LIVE」。25日19時からは、優勝を争う浦和レッズとガンバ大阪による事実上の決勝戦が実現した2006年の最終節をお届け。当時この試合に出場していた鈴木啓太氏を解説に迎え、今だからこそ話せる裏話を聞く。
2006年の優勝争いは、前年度王者のG大阪と優勝候補本命の浦和、年間トップの得点数を誇った川崎フロンターレの三つ巴の戦いが繰り広げられていた。
FIFAワールドカップの中断の際には川崎Fが首位に立っていたが、その後崩れる試合もあって第32節終了時点で川崎Fの優勝が消滅。最終節を迎える段階で優勝の行方は、最終節の浦和対G大阪の直接対決次第となっていた。ただ、得失点差で浦和が6上回る状況だったため、G大阪が優勝するには3点差以上で勝利する必要があり、浦和優勢の中で事実上の決勝戦が行われることになった。
勝てば文句なしで優勝が決まるギド・ブッフバルト監督率いる浦和は、GKに山岸範宏、3枚のDFには内舘秀樹、田中マルクス闘莉王、ネネを起用。MF鈴木と長谷部誠がダブルボランチを形成し、右に平川忠亮、左に三都主アレサンドロ、シャドーに山田暢久とポンテを置いて、前線にはFWワシントンを配置する布陣で挑んだ。
一方、3点差以上を付けての勝利で逆転優勝を目指した西野朗監督率いるG大阪は、GKに松代直樹、DFにシジクレイ、宮本恒靖、山口智を並べ、中盤にはMF明神智和、橋本英郎、加地亮、二川孝広、家長昭博を起用。前線にはFW播戸竜二とマグノ・アウベスを起用してゴールを奪いに行った。
62,241人の大観衆が集まった埼玉スタジアム2002。熱気を帯びるスタジアムで先に試合を動かしたのは、逆転優勝を目指すG大阪だった。前半21分、播戸が最終ラインの背後を取ると、最後はクロスボールをマグノ・アウベスがテクニカルなシュートでゴールに沈めて先制。3点が必要なG大阪が先手を取った。
だが、浦和に不安なムードが漂う中、チームを救ったのはポンテだった。同27分、個人技での突破からゴール左にシュートを流し込んで同点弾を奪取。大きなゴールを奪って試合を振り出しに戻して見せた。そして44分には、ペナルティーエリア内で相手を巧みに交わしたポンテがクロス。これをワシントンが押し込んで逆転に成功した。
迎えた後半。大きく優勝に近づく浦和と、逆転優勝のために大量得点が必要なG大阪は激しい戦いを繰り広げる。Jリーグ史に残る一戦の結末とは。今もなお語り継がれる激闘を鈴木氏はどのように振り返るのだろうか。
■DAZN Re-LIVE「2006年J1 リーグ第34節」
対戦カード:浦和レッズ対ガンバ大阪
スタジアム:埼玉スタジアム2002
解説・実況:鈴木啓太、桑原学
配信期間:2020年4月25日19時~
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