DAZN（ダゾーン）で配信されている、過去の名勝負を"新たな実況・解説"を付けてフルマッチでお届けする「Re-LIVE」。22日からは、16’-17’シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ（CL）決勝トーナメント1回戦（ラウンド16）第2戦バルセロナ対パリサンジェルマン（PSG）の試合をお届け。バルセロナがカンプ・ノウで演じた世紀の大逆転劇を振り返った。
レアル・マドリードが決勝戦でユヴェントスを破り、CL連覇を達成した16’-17’シーズン。このシーズンのラウンド16では、今もなお語り継がれる衝撃的な大逆転劇があった。それが今回配信されているバルセロナとPSGのラウンド16第2戦だ。
PSGのホームで行われた第1戦は、PSGが圧倒的なパフォーマンスを披露。前半18分のFWアンヘル・ディ・マリアのゴールを皮切りに、バルセロナを相手に4ゴールを奪って先勝したのだ。この時点でバルセロナが次のラウンドに進出するためには、5点差をつけての勝利が求められていた。
迎えた第2戦、逆転での勝利を目指すルイス・エンリケ監督のバルセロナは、GKにマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンを起用。そして最終ラインを3枚に変更してDFハビエル・マスチェラーノ、ジェラール・ピケ、サミュエル・ウムティティを並べた。また中盤はMFセルヒオ・ブスケツ、イヴァン・ラキティッチ、アンドレス・イニエスタ、リオネル・メッシがダイヤモンドの形を形成。３トップには右にFWラフィーニャ、左にネイマール、CFにルイス・スアレスが名を連ねた。
一方、ウナイ・エメリ監督率いるPSGは、GKにケヴィン・トラップ、4枚のDFにトーマス・ムニエ、マルキーニョス、チアゴ・シウバ、レイヴァン・クルザワを配置。中盤はダブルボランチにMFブレイズ・マテュイディ、アドリアン・ラビオを起用し、２列目には右からルーカス、マルコ・ヴェラッティ、ユリアン・ドラクスラーを並べた。また前線にはFWエディソン・カバーニを送り込んだ。
試合はホームの大声援に押されるようにバルセロナが前半から圧倒する。前半3分にスアレスのゴールで先制すると、同40分にはオウンゴールで追加点を奪取。前半を2-0で折り返した。
勝利まで残り3点。後半5分にはメッシがゴールを奪い、さらにスタジアムの熱気が高まっていく。しかし、62分に一瞬の隙を見逃さなかったカバーニがゴールを奪取。これでバルセロナは再び3点を奪う必要に迫られるのだった。
だが、試合はこれで終わらなかった。イニエスタが主将を務めるバルセロナが見せた世紀の大逆転劇とは——。今後も語り継がれるだろう劇的な結末はぜひ「Re-LIVE」で確認してほしい。
■DAZN Re-LIVE「16’-17’シーズンCLラウンド16第2戦バルセロナ対PSG」
対戦カード：バルセロナ対PSG
スタジアム：カンプ・ノウ
解説・実況：戸田和幸、野村明弘
配信期間：2020年4月22日～29日18:59まで
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