バルセロナは14日、フランス代表FWウスマン・デンベレ(25)と再契約を交わしたことを発表した。
昨年末から続いてきた長編ドラマも、ついに終わりを迎えた。6月いっぱいでバルセロナとの契約が切れていたデンベレは、2024年までとなる新契約をクラブと結んでいる。
デンベレ、とりわけ代理人のムサ・シソコ氏は、財政難バルセロナが提示してきた40%減となる新年俸に難色を示し続けてきたが、契約が切れた後ついに首を縦に振った。ただしスペイン『バングアルディア』などによれば、デンベレは出来高次第で以前の年俸に近い金額を受け取れるという。
先の冬の移籍市場では、デンベレを戦力外扱いにして退団を迫ったバルセロナだが、最終的に新契約を結んだのはチャビ・エルナンデス監督の存在が大きかったとみられる。「彼は自分のポジション(右ウィング)で世界一の選手になれる」と語るなど、デンベレを評価し続けたチャビ監督は、バルセロナに対して同選手との契約延長を求め続けていたようだ。
その一方でデンベレ本人も、年俸などの条件で揉めたりはしながらも、第一希望はバルセロナ残留であり続けたとされる。デンベレは再契約に際し、バルセロナのオウンドメディアを通じて「ようやく言えるよ、フォルサ(頑張れ)・バルサってね!」と、クラブのスローガンを口にしていた。
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