レアル・マドリードFWエンドリッキが、あのヒザ蹴りを反省しているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
24日に行われたラ・リーガ第7節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのアラベス戦(3-1)で、いつも通り後半途中から出場したエンドリッキ。その試合までの25分間で2得点1PK奪取の活躍を見せたブラジル代表FWは、やはり厳しいマークの対象となったが、そうした扱いへの苛立ちからかラフプレーに走ってしまった。ボールがないところで、マークにつくDFサンティアゴ・モウリーニョの股部分に右ひざで打撃を与えたのだった。
『マルカ』曰く、エンドリッキはその行為について「退場処分になってもおかしくなく、どんなことがあっても繰り返してはいけない」と反省している様子。周囲の人物に対して過ちを犯したことを認め、また26日朝の練習でチームメートや監督にもその考えを伝えたとのことだ。
エンドリッキは毎回、「世界を食らう」野心を持ってピッチに立っており、今回はその気持ちがマイナスに働いてしまった模様。だが16歳でプロデビューを果たして以降、これまで「スポンジ」のように学んできた同選手だけに、チームにも自分にも被害を与え得るそうした行為をもう二度と繰り返すまいと固く誓っているようだ。『マルカ』は次のような文章で記事を締めている。
「エンドリッキは学びを得て、未来のためにポジティブな結論を手にした。彼は自身の臨むべき戦いが別のものであり、イザコザを起こすことではないと理解している。彼の戦いはチームのためにゴールを決めること、良い状況を生み出すことにほかならない。アラベス戦で行ったことは、それとはかけ離れていたのだ」
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