バルセロナFWフェラン・トーレスは、“ティブロン”というあだ名を呼ばれることを歓迎しているようだ。
スペイン語でサメのほか野心家ややり手の人物を意味する“ティブロン”。フェランは今夏のプレシーズンに、自身の並々ならぬ気迫を感じたチームメートたちから、そう呼ばれるようになった。実際、同選手はシーズンに突入した後も勢いを見せ、ここまでに3得点を決めるなど活躍を見せている。
スペイン代表の合宿中、同国『ムンド・デポルティボ』と『スポルト』とのインタビューに応じたフェランは、“ティブロン”と呼ばれるようになったきっかけを説明し、そのあだ名への愛着も語っている。
「あれはプレシーズン、バルセロナのスペイン人たちとの冗談から始まったんだ。僕たちはテーブルに座って話していて、そのあだ名がSNSで拡散された。でも、かなり好きなあだ名だね」
「“ティブロン”はフェランがフェランであるためのベースとも言える。僕は規律を守り、メンタリティーが強く、競争的で、いつだって最高の存在になろうしている。ただ、皆から新しいフェランが誕生したと言われるけど、今みたいなメンタリティーは昔から持っていたんだ」
フェランの今季の変化は、スポーツカウンセラーの存在も大きいようだ。
「僕はフットボールの世界で難しい状況を経験することになった。多くの批判、プレッシャーに苛まれることでね。だからプロの力を借りたんだけど、物事の見方が劇的に変化したね」
「ホセ・アンヘル・カペランが僕のカウンセラーであり、それと同時に自分に一番プレッシャーをかけてくる人物でもある。彼は僕に、これまで以上に歯を食いしばることを教えてくれた。自分の変化の鍵はそこにある」
今夏の移籍市場で、フェランはバルセロナの放出候補の一人と報じられていた。だが選手本人に移籍の意思は一切なかったようだ。
「チャビとは何も話さなかった。僕はどこにも行かないと言っていたはずだよ。自分の考えは明確だった。バルサとは契約を結んでいるわけだし、自分にはここで成功をつかめる力があると考えていたんだ」
フェランはまた、自チームのエースFWロベルト・レヴァンドフスキにも言及している。
「確かに彼のことをずっと見ている。練習中は自分の中で彼と競っているんだ。彼よりも多くのゴールを決める、とかね。それも成長する上で大きな助けとなったよ」
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