国際サッカー連盟（FIFA）のジャンニ・インファンティーノ会長が新型コロナウイルスに感染した。
FIFAは27日、「ジャンニ・インファンティーノ会長は本日、コロナウイルスの陽性結果を受け取った。中等度の症状があるFIFA会長は、直ちに自己隔離に入り、最低でも10日間この状態を続ける。この数日間にFIFA会長に接触したすべての人に対して通知し、必要な対応を取ることになる。FIFAはインファンティーノの早急な回復を祈っている」と声明を発表した。
現在、ヨーロッパを中心に再び感染が拡大する新型コロナウイルス。『NHK』によると、イタリアでは10月だけ20万人以上の感染が確認され、ドイツでも1日当たりの感染者数が1万人を超える状況に陥っているという。またフランスでは、28日にも再び外出禁止令が課される可能性が伝えられており、ピーク時に匹敵するパンデミックが広がっている。
当然のようにサッカー界にも感染は広がっており、今回のインファンティーノ会長だけでなく、ユヴェントスFWクリスティアーノ・ロナウドも陽性反応で隔離状態に。また9月末には、セリエAジェノアで選手17名が感染するクラスターが発生していた。
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