公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)は1日、今月の20日に埼玉スタジアム2002にて開催する『FUJI XEROX SUPER CUP 2021』の大会概要を発表。また、大会アンバサダーには、昨季限りで現役を引退した中村憲剛氏と、ガンバ大阪などでプレーした本並健治氏が就任したことを発表した。
ついに新シーズンの幕が開く。『FUJI XEROX SUPER CUP』は、シーズンの開幕に先駆けて前シーズンのJ1リーグ王者と天皇杯王者が激突する大会だ。1994年に始まった大会は、今年で28回目を迎える。今大会は昨季のJリーグと天皇杯の2冠を達成した川崎フロンターレと、リーグ・天皇杯ともに2位で終わったG大阪が対戦。試合時間は 90 分(前後半各45 分)とし、勝敗が決しない場合は PK 方式(ABAB方式)によって勝敗を決める。
今大会のアンバサダーには両クラブのOBである中村氏と本並氏が決定。両者は今後、各種プロモーション活動を通じて大会の盛り上げに協力していく。
アンバサダーに就任した中村氏は「長い歴史がある当大会のアンバサダーに就任できたこと、とても光栄に思います。私も 2018年、2019年と二度出場させていただきましたが、その年のJリーグのオープニングマッチということで気が引き締まったことを覚えております。アンバサダーとしてサッカーはもちろん、大会のエコに対する取り組みなど色んな側面から大会の魅力をお伝えしたいと思っています。Jリーグの始まりを告げるこの大会、対戦する両クラブのサポーターだけではなく、多くの皆さんに観ていただけるように全力で今大会を盛り上げて行きたいと思います」とコメントした。
一方、本並氏は「この度は FUJI XEROX SUPER CUP 2021という特別な試合のアンバサダーに就任させて頂きとても嬉しい気持ちです。社会人としてもプロとしても育ててもらったG大阪が、2021年初のタイトルマッチに臨むことにも胸が熱くなっています。今シーズンを占う開幕戦でもあるので、新戦力や若手の成長を楽しみに見て頂ければと思います」と大会への思いを明かしている。
同日には「NEXT GENERATION MATCH」として川崎フロンターレU-18と日本高校サッカー選抜による親善試合が行われることも発表されている。
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