今夏の移籍市場でフェネルバフチェからレアル・マドリードに加わったトルコ代表MFアルダ・ギュレスは、欧州のトップクラブの関係者ですら驚く才能の持ち主であるようだ。
今季、周囲の予想に反して、レンタル移籍で修行を積むことなく、レアル・マドリードのトップチームでプレーすることになった18歳ギュレル。時期尚早との意見は絶えないものの、その才能についてはやはり疑う余地がないようだ。
先日、レアル・マドリードが公開したミニゲームの映像で、ギュレルはジネディーヌ・ジダン氏よろしくルーレットで2人をかわして、そこからゴールを記録した。この映像は凄まじい勢いで拡散されていったが、クラブの関係者もこの18歳MFのポテンシャルを手放しで称賛してる様子。スペイン『マルカ』によれば、バルデべバス練習場からはギュレルについて、次のような声が漏れているという。
「スターになるためのすべてを備えているよ」
「天賦の才があるな」
「ボールを受ける前に周りを見ている。持っている間じゃないんだ」
ただしレアル・マドリードは、ギュレルを即戦力とするために獲得したわけではなく、選手(とりわけフィジカルについて)としても人間としても、ここからさらなる成長を果たすことを期待している模様。そのとびきりの才能をサンティアゴ・ベルナベウで如何なく発揮できるようになるまで、長い目で成長を見守っていくスタンスとのことだ。
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