バルセロナMFイルカイ・ギュンドアンが、レアル・マドリードとのクラシコ直後に語った内容について、チームメートに釈明した模様だ。スペイン『カデナ・セール』が報じている。
1-2でクラシコに敗れたバルセロナだが、ギュンドアンはその試合直後に『La Liga TV』に対して「ロッカールームから出てきたばかりだが、僕は皆の怒りや失望している様子を見たかった。これが問題の一部なんだよ」「負けたときにはもっと感情を表すべきだ」と、チームメートの気持ちが足りないことを指摘していた。
前マンチェスター・シティMFのこの発言は、好意的に受け止める声があった一方、クラブ内ではチームの問題はチームの中で解決するという内規に抵触していると問題視する声もあがっていた模様だ。
そして1日、クラシコから練習を再開したチームは、体を動かす前にチャビ・エルナンデス監督を中心に話し合いを行い、そこでギュンドアンが問題の発言について釈明を行なったという。
『カデナ・セール』曰く、自ら進んで口を開いたドイツ代表MFは、あの発言が具体的に誰かを指していたわけではなかったこと、自分があの敗戦に大きな怒りを感じていたことを伝えたとされている。チャビ監督率いるチームはギュンドアンの発言の後、クラシコで反省すべきだった点、犯したミスなどについて話して、次節レアル・ソシエダ戦の勝利に向けて士気を高めたとのことだ。
なおギュンドアンの発言について、ほかの選手たちは不快感を覚えることなく、同選手の勝者のメンタリティーが反映された言葉と受け止めていた様子。それでもギュンドアンはチームの結束を高めるためにも、問題視もされたあの発言の意図や真意を明確に説明することを望んだようだ。
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