再開を目指すJリーグの試合が、無観客下で行われる選択肢も現実的になっている。23日に行われた第6回臨時合同委員会後のメディアブリーフィングにて、村井満チェアマンが説明した。
新型コロナウイルスの影響で中断が続くJリーグ。23日の午前に行われた第6回新型コロナウイルス対策連絡会議後のNPBとの合同記者会見では、専門家チーム座長の賀来満夫先生より緊急事態宣言下で再開について具体的に検討することが難しいこと、再開するとしても無観客になるであろうということが示されていた。
そして、村井チェアマンは同日午後の合同委員会後、以下のように語っている。
「J1は5月9日からの再開を予定していた。それから1カ月後ろ倒しにすると再開が6月10日以降となり、まだ40日以上ある。6月の再開も一つのシナリオにしているが、緊急事態宣言がこの期間で終わらない可能性も出てきており、無観客試合というシナリオも選択肢の中で入ってくる。場合によっては7月にズレることも織り込まなくてはいけない」
「無観客試合のシミュレーションが十分できていない。通常と同じ宿泊段取りでいいかどうか、食事は同じでいいのか、ベンチの中はどのような整備をすべきか等々、ここまで50%の観客削減中心に考えていたので、無観客試合を想定していなかったが、ここ(無観客試合)も一つの選択オプションとして進めていくという話を(合同委員会で)した」
なお、政府による緊急事態宣言はひとまず5月6日まで継続。Jリーグは再開時期を1カ月ごとのスパンで検討していく方針を打ち出しており、J1は直近で5月9日が再開予定日とされていた。しかし、緊急事態宣言が解除されない可能性や、緩和後も移動などの制限を受ける可能性を鑑みて、「6月13日くらいが最短」になるとも村井チェアマンは口にしている。
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