名古屋グランパス対横浜F・マリノス 見どころ
日本最高峰の矛盾対決だ。
名古屋は、ここまでクリーンシート数を「18」まで伸ばし、1995年に今節の対戦相手が保有するJ1リーグのタイ記録に早くも並んでいる。そこに4勝1分と5戦無敗をキープしており、失点数もわずかに「1」。6月から7月にかけて集中開催されたAFCチャンピオンズリーググループステージから帰国後は、リーグ3連敗と調子を落としていたものの、最近は本来の姿を取り戻して好調をキープしている。
ただ今の名古屋は、盾だけではない。今夏に獲得したFWシュヴィルツォクが早々にフィットし、第28節ヴォルティス徳島戦では3ゴールを奪った後半に攻撃を活性化させると、14日に開催されたACLラウンド16の大邱FC(韓国)戦では、ハットトリックと大暴れ。圧巻のパフォーマンスでベスト8進出の立役者となっている。ポーランドからやってきた規格外のストライカーが名古屋の強さを際立たせている。
一方で横浜FMは、首位を走る川崎フロンターレまで勝ち点「1」差と大接近。ここまで記録している「63」得点は、リーグトップの数字で、直近5試合を見ても4試合で3ゴール以上を奪っており、攻撃の破壊力はリーグ屈指だ。6ゴール3アシストで8月の月間MVPを受賞したFWレオ・セアラやリーグトップ15得点のFW前田大然と攻撃陣は軒並み絶好調。その破壊力は名古屋の堅守をも破壊できるか。最も大きな注目ポイントだ。
しかし全治6ヶ月と発表されたDF畠中槙之輔、4試合怪我で欠場が続いているDFチアゴ・マルチンスも出場が危ぶまれている中、前線には強力なストライカーを要し、サイドにもFWマテウスやMF前田直輝ら個人で打開できる強力なアタッカーを揃える名古屋の攻撃陣を抑えられるか。前節、今シーズン初めてコンビを組んだDF實藤友紀とDF岩田智輝の両CB。勝利のためには、二人の活躍が不可欠だ。
名古屋がシーズン無失点記録を保有するアウェイチームを完封し、新記録を樹立するか。もしくは横浜FMの破壊力が上回り、再び連勝を掴み、優勝へ勢いを加速させるか。今節最大の注目カードは、18日19:00に幕を開ける。
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明治安田生命J1リーグ第29節 放送予定
日時 | 対戦カード | スタジアム | 配信・ 放送予定 |
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9月17日(金) 19:00 | サガン鳥栖 vs 大分トリニータ | 駅スタ | DAZN |
9月18日(土) 18:00 | 鹿島アントラーズ vs ガンバ大阪 | カシマ | DAZN |
9月18日(土) 18:00 | 柏レイソル vs サンフレッチェ広島 | 三協F柏 | DAZN |
9月18日(土) 18:00 | 湘南ベルマーレ vs アビスパ福岡 | レモンS | DAZN |
9月18日(土) 18:00 | ヴィッセル神戸 vs 北海道コンサドーレ札幌 | 神戸ユ | DAZN サンテレビ |
9月18日(土) 18:30 | 徳島ヴォルティス vs 川崎フロンターレ | 鳴門大塚 | DAZN |
9月18日(土) 19:00 | 浦和レッズ vs セレッソ大阪 | 埼玉 | DAZN |
9月18日(土) 19:00 | FC東京 vs 横浜FC | 味スタ | DAZN |
9月18日(土) 19:00 | 名古屋グランパス vs 横浜F・マリノス ※1 | 豊田ス | DAZN NHK BS1 |
9月18日(土) 19:00 | 清水エスパルス vs ベガルタ仙台 | アイスタ | DAZN |
※1:日程調整に伴い、同一カードにおけるホームとアウェイを入れ替え
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