6月27日、明治安田生命Jリーグがついに再開。先週末には全カテゴリーの試合が行われた中、毎節、気になったジャッジを徹底解説する「Jリーグジャッジリプレイ」も復活した。DAZNは第7回となる「Jリーグジャッジリプレイ#7」を配信。様々な3つの事象をピックアップして解説した。
お馴染みのJリーグ原博実副理事長、Jリーグウォッチャーの平畠啓史氏に加え、第7回ではFIFA・AFC・JFA審判インストラクターの深野悦子さんがゲストとして登場。MCは桑原学さんが務める。
第7回では、様々な場面から3つの事象をピックアップ。先日行われたJ1リーグから柏レイソル対FC東京でのヒシャルジソンのプレーはノーカードだったのか、川崎フロンターレ対鹿島アントラーズの谷口彰悟のチャージはファウルではなかったのか、ガンバ大阪対セレッソ大阪の木本恭生のハンドの判定について徹底的に解説した。
今回注目したのは、川崎F対鹿島の87分の場面。左サイドからのクロスに合わせて最終ラインの背後を突こうとしたFW染野唯月は、ペナルティーエリア内で胸でコントロールしようとした後に川崎FのDF谷口と接触。しかし、このプレーはノーファウルの判定となった。今シーズンからコンタクトプレーに対する判断基準が変わった中、このシーンがファウルだったかが焦点となる。
平畠氏は「僕は、谷口選手のファウルではないと思います。谷口選手が染野選手に当たったのは意図的に当たったのではなく、動きの中でそっちの方向に体が行ってしまった。それと染野選手がトラップしたボールも結構離れていたので」と正当であったと主張。原氏は「冷静に見ると谷口がファウルを取られてもおかしくないけど、染野のあのトラップはたぶんそのまま走っても間に合わなずGKが取ったと思う。ただ、あの当たり方が無理やりっぽいと捉えられてPKになっても仕方ないかなという思いもある。それでもPKで無くて良かったと僕は思います」と続けた。
両者がノーファウルを主張する中、深野氏は「私もノーファウルだと思いました。スローで見ると全く違うように見えるんですけど、最後にノーマルのスピードで見ると納得する部分があった。まず5番がボールをかぶってしまった。そこでお互いにボールに対してクロス気味に、Xの曲線を描くようにボールにコンタクトして行った結果、当たってしまった。サッカーではあるコンタクトかなと思いました」と語り、改めてノーファウルが妥当であったと明かしている。
その他、川崎F対鹿島のオフサイドが見逃された場面、柏対FC東京のヒシャルジソンのイエローカードが出なかったことは正当か、G大阪対C大阪の木本のハンドはPKだったかの判定についてわかりやすい解説が見られた「Jリーグジャッジリプレイ」。次回はどんなプレーが取り上げられることになるのだろうか。
なお、「Jリーグジャッジリプレイ」の模様は現在、DAZN(ダゾーン)で視聴可能だ。
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