6月27日、明治安田生命Jリーグがついに再開。毎節、気になったジャッジを徹底解説する「Jリーグジャッジリプレイ」も復活を果たしている。DAZNは「Jリーグジャッジリプレイ#25」を配信。今回はJ1リーグから1つ、J2リーグから3つの場面をピックアップして解説した。
今回はお馴染みのJリーグ原博実副理事長、Jリーグウォッチャーの平畠啓史氏に加え、JFA審判S級インストラクターの廣嶋禎数氏がゲストとして登場。MCは桑原学が務める。
第25回は、J1とJ2から4つのシーンをピックアップ。J2からは第32節東京ヴェルディ対徳島ヴォルティスで後半アディショナルタイムにゴールネットを揺らしたプレーは本当にオフサイドだったのか、同試合でPKを与えたDF高橋祥平のハンド判定は正しかったのか、J2第32節アルビレックス新潟対ギラヴァンツ北九州の試合でMF大本祐槻のゴールシーンにオフサイドはなかったのか。またJ1からは第26節清水エスパルス対ヴィッセル神戸の試合でDFダンクレーがイエローカードを受けた場面を取り上げ、徹底的に議論した。
今回注目したのは、清水対神戸の後半39分の場面だ。清水の攻撃場面でDFファン・ソッコのボールに抜け出そうとしたMF中村慶太はオフサイドを取られてしまう。しかし、この場面では中村からボールを奪おうとしたダンクレーが後ろから足を伸ばしてアタックしたことで、オフサイドと同時にイエローカードの判定を受けることになった。オフサイド後のプレーにイエローは出るのか。ルールの盲点となりそうなこの場面を、今回は議論している。
平畠氏は「オンプレーじゃないところで何をしてもいいのかという話になる。やはりカードが出てもおかしくないかなと思います」とイエローの判定が正しかったと主張。続けて原氏も「カードが妥当でしょうね。オフサイドだとしても、あの行為自体、足を上げて相手の体を蹴ってしまったのは危ないプレーなので、普通にカードが出されるでしょうね」と平畠氏の意見に同意した。
二人がカードを主張する中、廣嶋氏は「このケースはコンタクト自体が危険なもの。コンタクトの無法さに対する警告。これはオフサイドがあっても消されるものではない」とカードであることが妥当と強調。「足で相手を蹴っているわけですからラフプレーで合っています」とレフェリーの判断を尊重した。
その他の判定についてもわかりやすい解説が見られた「Jリーグジャッジリプレイ」。次回はどんなプレーが取り上げられることになるのだろうか。
なお、「Jリーグジャッジリプレイ」の模様は現在、DAZN(ダゾーン)で視聴可能だ。
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