6月27日、明治安田生命Jリーグがついに再開。毎節、気になったジャッジを徹底解説する「Jリーグジャッジリプレイ」も復活を果たしている。DAZNは「Jリーグジャッジリプレイ#15」を配信。今回はJ1リーグから3つの場面をピックアップして解説した。
お馴染みのJリーグ原博実副理事長、Jリーグウォッチャーの平畠啓史氏に加え、第15回はFIFA・AFC・JFA審判インストラクターの深野悦子さんがゲストとして登場。MCは桑原学が務める。
第15回は、J1から3つのシーンをピックアップ。第26節のFC東京対鹿島アントラーズでMFアルトゥール・シルバが肘を使った2つのプレーについて、第13節のガンバ大阪とFC東京の試合でDFキム・ヨンゴンがハンドを取られた場面、第13節の北海道コンサドーレ札幌と名古屋グランパスの試合でMF相馬勇紀がハンドを取られた場面について徹底的に解説した。
今回注目したのは、札幌対名古屋の後半アディショナルタイムの場面。ゴール中央でクリアしたボールにペナルティーエリア内で相馬とFWルーカス・フェルナンデスが反応。すると、その競り合いの中で相馬の腕にボールが当たり、ハンドによるPKが宣告された。ただ、相馬のハンドは競り合いの中で偶発的に手に当たったようにも見える。これもハンドの反則になるのか、この判定について議論が行われた。
この場面について平畠氏は「相馬選手も意図的にやろうとしたわけではなく、体を前に入れたいという中で手に当たってしまったのかなという感じがします。だけど、ハンドを取られるんでしょうねという感じです」と語り、相馬のプレーは意図的ではなかったものの、ハンドになるのではと見解を示した。
一方、原氏は「これは相馬よりルーカス・フェルナンデスの方が一枚上だったね」と答えつつ、「ポジションの奪い合いで当たってしまったのは当たっている。でも、これは深野さんに任せます」と語り、深野氏へとバトンを渡した。
互いの意見が出た中、深野氏は「私はハンドの反則だと思います」と主張。続けて「これは意図的にボールに触れたというものに該当すると思います。ボールが腕にきたのではなく、腕がボールに行ったので、これは本人にそんな気はなかったと言われようが、そうにしか見えないのでハンドかなと思います」と語り、今回の判定をサポートすると明かしている。
その他の判定についてもわかりやすい解説が見られた「Jリーグジャッジリプレイ」。次回はどんなプレーが取り上げられることになるのだろうか。
なお、「Jリーグジャッジリプレイ」の模様は現在、DAZN(ダゾーン)で視聴可能だ。
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