【J1通算出場ランキング】2020シーズンに記録更新が期待される選手とは？ | Jリーグ

J1通算出場試合数ランキング

（）内はJリーグ最終所属先※2020年10月19日時点

記録更新が期待される注目選手

MF 遠藤保仁（ガンバ大阪）

• 生年月日：1980年1月28日（40）
• 通算出場試合数：631試合（同率1位）

鹿児島実業高校を卒業後、98年に横浜フリューゲルスに加入して開幕戦で即デビューを飾った遠藤は、クラブ消滅を機に京都パープルサンガに移籍すると、2001年にはG大阪へ。それから19シーズンの間、G大阪の主軸の一人として長きにわたって活躍している。

40代になって初めてのシーズン、そしてG大阪で20年目のシーズンに臨んでいる遠藤が、ここまでJ1で積み上げた出場試合数は631試合。開幕戦で歴代最多出場試合数の記録を保持していた元名古屋グランパスの楢崎正剛に並び、あと1試合出場すれば、単独トップになると共に歴代最多記録を更新することになる。

昨季、一時は出場機会を失っていた時期もあったが、28試合に出場して公式戦1000試合出場を達成。今季も開幕戦でスタメンを飾ったことを考えれば、記録の更新はまず間違いないだろう。記録を更新した後、どこまで数字を伸ばしていくかが楽しみだ。

MF 阿部勇樹（浦和レッズ）

• 生年月日：1981年9月6日（38）
• 通算出場試合数：574試合（4位）

遠藤のように歴代最多とまではいかないが、大記録に近づいているのは浦和の阿部も同様だ。98年にジェフユナイテッド市原でデビューして以降、浦和やイングランドのレスター・シティでプレーしてきた阿部は、ここまでJ1通算574試合に出場。歴代4位の記録を保持している。

最も近い目標は、歴代3位の中澤佑二越えとなる。横浜F・マリノスなどで活躍し、19年に現役引退を発表した中澤との差は19試合。今季リーグ戦を6割ほど出場すれば、並ぶことが可能だ。また、26試合に出場すれば、史上3人目となるJ1通算600試合出場という偉大な記録に到達する可能性がある。昨季は近年で最も少ない11試合の出場に終わっているが、今季どれだけ出場試合数を伸ばせるのか注目だ。

MF 中村俊輔（横浜FC）

• 生年月日：1978年6月24日（41）
• 通算出場試合数：387試合（29位）

歴代トップ10に名を連ねているわけではないが、一つの大台に近づいている選手がいる。横浜FCの中村だ。

横浜FMでデビューして以降、海外でのプレーも長かった中村だが、ここまで積み上げたJ1での出場試合数は387試合。歴代29位の記録を保持している。そんな中村が今季達成しそうなのが、歴代で25人しか到達していない大台の400試合出場だ。昨季はJ2でのプレーとなっていたが、今季は横浜FCが13年ぶりのJ1に昇格。さらに記録を積み上げられる状況となっている。開幕戦で先発出場を飾っているように、リーグ再開後もコンスタントにピッチに立てれば、今季中の大台到達は不可能ではないだろう。

なお、名古屋グランパスに移籍した金崎夢生、川崎フロンターレの家長昭博、湘南ベルマーレの梅崎司は300試合出場にリーチがかかっており、横浜FCの松浦拓弥も200試合出場にリーチがかかっている。リーグ再開後、彼らが記録を達成するかも注目だ。