昨季のJ1リーグ王者・川崎フロンターレは25日、川崎市内で始動。オンライン取材に対応した鬼木達監督は、史上初となるJ1リーグとACLのW制覇に向けて「すべてのところでレベルアップしていく」と強い思いを口にした。
昨季、破壊的な攻撃力でJ1リーグを席巻した川崎Fは、25日に全体練習をスタート。 MFジョアン・シミッチ以外の外国籍選手4人、別メニューのDF登里を除く全選手が参加して2部練習を実施した。今季で5年目となる鬼木監督は「自粛期間も多かったと思いますが、みんなと久しぶりに会えたと思うし、良い再開ができたと思っています」と、今年初めてのトレーニングを振り返っている。
今オフ、長年チームを支えた中村憲剛氏の引退や昨季ベストイレブンに選ばれたMF守田英正の欧州挑戦によって戦力の入れ替えがあった中、川崎Fは新シーズンに向けてJ1連覇とACL制覇を目標として掲げている。始動を迎え、鬼木監督は選手たちに対して「Jリーグの連覇とACL制覇は簡単なことではない。ただ、それでも自分たちはそこを目指さないといけないという話をした」と強調。続けて、改めて今季にかける思いを明かしている。
「昨年は数字的なところで、今まで見たことのない記録を出すことができた。ただ、それはいろいろなものが重なってなったこと。昨年の記録を越えることを諦めるつもりはないし、そこへチャレンジしていくのが自分たちだと思っている。基本的にはすべてのところでレベルアップしていく。新しいことよりも積み上げてきたものをもっともっと緻密に積み上げていきたいと思っています」
Jリーグ、そしてACLの舞台で戦いながら「やはり日本を元気づけるために戦っていきたい」と語った鬼木監督。昨季、独走でリーグを制覇した川崎Fは、さらにチーム力を上げることで複数タイトル奪取を目指す。
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信！今すぐ下の記事をチェックしよう。
● 【番組表】直近の注目コンテンツは？
● 【お得】DAZNの料金・割引プランは？