清水エスパルスは5日、降格に関する声明を公式サイトに掲載した。
清水は5日、明治安田生命J1リーグ第34節で北海道コンサドーレ札幌と対戦。壮絶な試合を演じて78分時点でホナウドが3-2となる逆転弾を記録したが、86分、92分に失点を喫して3-4で敗れた。
この結果、清水は7勝12分け15敗の17位で2022シーズンを終了。FWチアゴ・サンタナが14得点で得点王に輝いた一方、チームはJ2に降格することとなった。
清水は、代表取締役社長を務める山室晋也氏の声明の中でまず「いつも清水エスパルスにご支援、ご声援をいただき誠にありがとうございます」と感謝を伝えつつ、J2への降格が決定したことを報告。クラブ史上2度目の降格について謝罪した。
「これまでJリーグオリジナル10のクラブにおける唯一の市民クラブとして、伝統を胸に戦って参りましたが、2度目のJ2降格となってしまい、常日頃からクラブを支えてくださっている、ファン・サポーター、パートナー、株主、エスパルスを応援くださっているすべての皆様に対しまして、責任を重く受け止めるとともに、深く深くお詫び申し上げます」
また、クラブとしては飛躍を目指す1年と位置付けていたことも無念な思いを加速させているようだ。
「今シーズンはクラブ創設30周年を迎え、大きな飛躍を目指すシーズンでした。7月には新国立競技場で30周年記念試合を行い、クラブ史上最多となる56,131名もの皆様にご来場いただき、エスパルスの大きな存在感を全国に示すことができました。そのような多くのご支援をいただいたにもかかわらず、本日、このような形でシーズンを終了することを大変申し訳なく思っております」
今後に向けては、チームそのものではなく全体の見直しが必要だと説明している。
「私共は、この結果を真摯に重く受け止め、今シーズンのみならず、ここ数年続いている低迷の原因追究に努めます。それはチームだけでなくクラブ全体として改めて見つめ直して参ります」
そして「来シーズンはJ2での戦いとなりますが、強い意志のもと変革し、皆様の信頼を取り戻すべく精進いたします。そして必ずや1年でのJ1復帰を果たし、強いエスパルスを復活させます」という誓いを立て、引き続きの応援を呼び掛けて締めくくった。
「清水エスパルスを応援いただいている皆様方におかれましては、これまで通り熱いご声援を賜りますことを切にお願い申し上げます」
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