ベティスのMFホアキン・サンチェスが、契約延長に際してコメントを発している。
昨季限りで現役を引退するはずだったホアキンだが、バレンシアを下してコパ・デル・レイ優勝を達成した直後にプレー続行を決意。「いろいろとプランを台無しにしちゃうかもしんないけど、みんなごめん……。もう1年続けるよ!」と話していた。そしてベティスは6日、自クラブ、ひいてはスペインフットボールの生ける伝説との契約を、1年延長したと正式に発表した。
同日、ホアキンはベティスのオウンドメディアに対して、契約延長の感想について語った。と言っても、広報の担当者が撮影しているとは気づかず、何気ない会話の中で、彼らしい陽気なコメントを口にしていった。
「契約延長は本当だって？ そう、確かさ。昨日までは後悔してたんだけど、来るしかなかったね（笑）」
「で、いつ映像を撮るんだ？ え、もうビデオを回してるって？ （するとカメラを見つめ、握り拳をつくって……）もう1年ここにいて、そして去る。今季もやって、もういなくなるからさ。今季が最後だ」
ホアキンはここまでにラ・リーガ1部で600試合に出場しており、フィールドプレーヤーとしては歴代最多出場を誇る。そして今季、622試合に出場したアンドニ・スビサレッタ氏を超えて、GKを含めた最多出場記録を更新する可能性がある。
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