ラ・リーガ最年長選手であるベティスMFホアキン・サンチェス(41)。フットボール界の生ける伝説は、スペインではフットボールを知らない人にも、その明るい性格とジョークのうまさによって全国的に知られている。
そんなホアキンが、新たなジョークでまた大きな話題となった。今回のジョークは今季ラ・リーガ7試合で6得点を決めているベティスのチームメートFWボルハ・イグレシアスに向けられたものだ。
スペイン代表にも選出されるなど絶好調のボルハが、スペイン国営放送の『TVE』とのインタビューを受けていると、そこにホアキンがやってきた。ベティスの大先輩は、とりあえず「嘘つき! 嘘つきめ!」と叫んでから、「一体何を話しているんだよ?」と質問。これに対してボルハが「レヴァンドフスキに得点王になっても別に気にはしないって言ったんだよ」と話すと、ホアキンは次のように返答した。
「(シーズンは)始まったばかりだぞ。そんな謙虚になるな。謙虚になるなよ。お前は38ゴールを決めて見せるんだ」
そう言って、その場を離れようと背を向けたホアキンだが、振り返って再びボルハの方を見た。そして「ここからは真剣に言わせてもらうぞ」と真面目な表情で語りかけると、こう続けたのだった。
「お前に一度も言ってなかったことがあるんだ。俺にとって今のお前は、現在のお前の勢いは……。そうさ、俺はここで、これまで何人もの選手を、何人ものストライカーを見てきたんだ。そして今のお前は、俺にとって今のお前はな……」
「42番目のストライカーだ」
ホアキンは吹き出したボルハに背を向けて、高笑いしながらそこから去っていった。
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