アルメリアは7日、スペイン人MFジョナタン・ビエラ(34)の獲得を発表した。
ガルシア・ピミエンタ監督との関係不和によって、12月半ばにラス・パルマスとの契約を解消していたジョナタン・ビエラ。ラ・リーガ屈指のファンタジスタはサウジアラビアに移籍することが濃厚とされていたが、皆の予想に反してスペインでプレーを続行することになった。同選手はアルメリアと2025年まで契約を結んでいる。
ただしジョナタン・ビエラが、実際に2025年までアルメリアでプレーし続けるかは不透明だ。今回のアルメリア加入は同クラブの会長で、サウジアラビア娯楽庁のトップでもあるトルキ・アル=シャイフ氏が鍵を握っていたとみられる。サウジアラビア移籍は破談になったわけではなく先送りとなっただけで、アル=シャイフ氏が将来的なサウジ移籍を手助けする可能性も噂される。
いずれにしてもラ・リーガファンは、ジョナタン・ビエラがラス・パルマス、バレンシア、ラージョ・バジェカーノで見せてきたその創造的なドリブル、スルーパス、シュートを再び楽しめることになった。同選手は残留圏と勝ち点14差でラ・リーガ最下位に沈むアルメリアの一縷の望みを叶えることができるのだろうか。
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