レアル・マドリードMFトニ・クロースが、セルタの21歳MFガブリ・ベイガのサウジアラビア移籍報道に否定的な反応を見せている。
昨季セルタでブレイクしたベイガはナポリ移籍が目前とされていた。だが、その後に交渉が難航していることが報じられると、移籍専門ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が一転してアル・アハリ加入に迫っていると報道。スペインやイタリアでは、ベイガとその代理人が純粋なスポーツ面のキャリアを捨てて金を選んだのではないかと、失望が広がっている。
プロのフットボール選手でも、そうした失望の感情を直接的に表した人物がいる。そう、歯に衣着せぬ物言いで有名なクロースだ。レアル・マドリードのドイツ人MFは、ロマーノ氏の『インスタグラム』での報道に対して、次のようなリアクションを見せたのだった。
「恥ずかしい」
なおクロースは中東に対して批判的な見解を持ち続けているようだ。兄弟と行っているポッドキャスト番組では、カタール・ワールドカップを批判。スタジアム建設の際に、400人(カタールの見解)から6500人(イギリス『ガーディアン』野報道)の外国人労働者が亡くなったという出来事について指摘していた。
「カタールでワールドカップが開かれることには絶対反対だ。あそこで開催を決定したのは連盟たちの過ちだった」
「移民の人たちは完全に服従させられている。気温50度の場所で休みもなく働かせられ、食事だってままならず、携帯する水もないんだ。狂った環境だよ」
「それは労働環境の話だけど、中東にはほかにも問題がある。例えば同性愛はカタールでは犯罪になってしまうんだよ」
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