レアル・マドリードMF久保建英は、どうやらレアル・ソシエダに完全移籍で加入することになりそうだ。スペインのスポーツ紙『マルカ』の電子版が報じている。
『マルカ』曰く、レアル・マドリードとレアル・ソシエダの久保移籍交渉は合意に向けて、ずいぶんと進展している模様。移籍の形式についてはレアル・マドリードは再びレンタルで日本代表MFを放出する考えだったのに対して、買い取りを求めるレアル・ソシエダが譲らず、前者が折れる形で完全移籍になりそうだという。
ただし、レアル・マドリードは久保の今現在もポテンシャルを信じているために、買い戻しオプションなどで「久保をある程度、管理する」権利を維持するとのことだ。
またレアル・ソシエダは、すでに久保本人と個人合意に至っているとみられる。『マルカ』によればソシエダのジョキン・アペリバイ会長、ロベルト・オラべFD(フットボールディレクター)と久保の交渉は「簡単」に終わったらしく、久保はソシエダが提示した2027年までの5年契約、レアル・マドリーと同額の年俸という条件に対して首を縦に振っていたようだ。
レアル・ソシエダは以前から久保の獲得を目指し続け、今夏ようやく願いを成就させることができそうだ。その一方で久保は今夏、攻撃的なプレースタイルを実践し、さらにはヨーロッパリーグ出場権を持つソシエダを、常に移籍先の第一希望としてきたという。
なおレアル・マドリードは19日からアメリカ・ツアーを開始するが、久保はアメリカへと渡る前にソシエダに加入することを希望している様子。そのため両クラブの交渉は、まもなく合意に至ることが見込まれているようだ。
関連記事
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。