ラ・リーガ第7節が日本時間10月1日~4日に各地で開催。今節の見どころを紹介する。
■マジョルカ vs バルセロナ
ロベルト・レヴァンドフスキなどの補強が成功だったこと印象付ける序盤戦を過ごし、5勝1分け無敗の2位でインターナショナルウィークに突入したバルセロナ。開幕戦で引き分けて以降に5連勝、かつ開幕からの6試合で18得点1失点と絶好調ぶりがわかる成績で歩んでいる。しかし、リーグ再開に向けては各国代表の活動に参加した選手たちが続々と負傷。フランス代表DFジュール・クンデ、オランダ代表FWメンフィス・デパイ、オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨング、ウルグアイ代表DFロナルド・アラウホと重要な戦力たちが離脱を強いられる見込みであり、暗雲が立ち込めている。その他にも疲労を考慮したマネジメントが求められるが、チャビ・エルナンデス監督が実力差のあるマジョルカとの試合でどのような采配を見せるかは、シーズン全体に少なくない影響を及ぼしそうだ。
■ジローナ vs ソシエダ
8位に位置するレアル・ソシエダは前節、エスパニョールをホームに迎えて2-1で勝利。好パフォーマンスを続ける久保建英は強度の高いプレスから先制点をお膳立てする活躍で、3試合ぶりの白星に貢献した。その後、久保は日本代表のドイツ遠征に参加したが、普段の代表活動よりも地理的に負担が少ないうえ、出場したのもキリンチャレンジカップ2022の1戦目のみであり、そこでも好調ぶりをうかがわせるプレーを披露していた。続くスペインでのリーグ再開戦では今季初連勝がかかるが、ジローナも11位と中位から抜け出しを目論むチームだ。ソシエダとしては、ここまで波に乗り切れてはいないものの攻撃性能に優れたタレントたちの力を十分に発揮できる展開に持ち込みたい。
■レアル・マドリード vs オサスナ
開幕6戦全勝と、昨季から引き続き絶好調の王者レアル・マドリード。特に前節はアトレティコ・マドリードとのダービーマッチを2-1で制しており、その勢いはさらに増していくことだろう。懸念されることがあるとすれば今季ここまで全試合で1失点ずつ、計6失点しているという守備面の悪い連鎖だが、それすらも飲み込む勢いでヴィニシウスら攻撃陣が躍動。負傷によりダービーを欠場したカリム・ベンゼマの復帰が迫るとも伝えられており、リフレッシュしたエースを中心とする戦いで攻撃に磨きをかけ、守備ではディテールの部分を改善してクリーンシートを記録することはできるか。オサスナは堅守を武器に5位と健闘するチームだが、クラブの規模や顔ぶれを踏まえれば勝たなければならない相手であり、2週間ほど先であっても強く意識される第9節の“エル・クラシコ”に向けてブラッシュアップを続けていきたい。
■ラ・リーガ第7節
▽2022年10月1日(土)
- 4:00 アトレティック vs アルメリア
- 21:00 カディス vs ビジャレアル
- 23:15 ヘタフェ vs バジャドリード
▽2022年10月2日(日)
- 1:30 セビージャ vs アトレティコ
- 4:00 マジョルカ vs バルセロナ
- 21:00 エスパニョール vs バレンシア
- 23:15 セルタ vs ベティス
▽2022年10月3日(月)
- 1:30 ジローナ vs ソシエダ
- 4:00 レアル・マドリード vs オサスナ
▽2022年10月4日(火)
- 4:00 ラージョ vs エルチェ
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