バルセロナとまだプロ契約を結んでおらず、いまだ退団の可能性が拭えないFWラミネ・ヤマルだが、選手本人は同クラブでプレーし続けることを望んでいるようだ。
昨季、15歳290日とクラブ市場最年少でのラ・リーガデビューを果たしたヤマル。8日のジョアン・ガンペール杯トッテナム戦では、80分からの出場で3得点に絡んで、4-2の逆転勝利に大きく貢献している。とりわけのチーム3点目で見せた、DFセルヒオ・レギロンをボールを動かさず、、ステップだけでかわしたプレーは大きな話題となった。
そんなヤマルは7月にプロ契約を結べる16歳を迎えたが、バルセロナは財政難に陥っていることもあって、いまだ契約交渉で合意に至っていない。ガンペール杯での衝撃的な活躍もあり、バルセロナサポーターは今後手放さざるを得ない状況になることを恐れているが、選手本人に同クラブを出ていく考えはないようだ。
スペイン『マルカ』曰く、ヤマルはバルセロナのコーチ陣や幹部たちに対して、「僕は残りたい」という言葉を何度となく口にし、プロ契約を結ぶ意向を示しているという。
なおガンペール杯終了直後、バルセロナのオウンドメディアとのインタビューに応じたヤマルは、「監督には“大胆に行け”と言われた。だからボールを持ったときに勝負を挑むことを止めなかったんだ。今、僕は本当にワクワクしている。子供の頃からのアイドルたちに囲まれているんだからね。監督が与えてくれるチャンスを楽んでいきたい」と語り、報道のように同クラブに深い愛情があることをうかがわせた。バルセロナサポーターは、どうやら安心することができそうだ。
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