バルセロナとレッチェは25日、フランス人DFサミュエル・ウンティティ(28)のレンタル移籍を発表した。
ウンティテイは今季限りのレンタルによってレッチェに加入する。レッチェは2026年までバルセロナが契約を結んでいる同選手について、買い取りオプションを保有しない。
気になるのは、ウンティティの年俸負担についてだが、スペイン『マルカ』は「レッチェとバルセロナはともに年俸を負担し、カタルーニャのクラブは試合の出場数によってボーナスを受け取ることになる」と記載。その一方で『ムンド・デポルティボ』は、年俸はバルセロナが100%負担するというイタリアメディアの報道を紹介している。
「バルサはウンティティの年俸負担について、詳細を明らかにしていない。しかしながらイタリアメディアは、バルセロナがこのセンターバックの年俸を全額負担し、ウンティティの収める成果次第で一連の出来高を受け取ることになるという見解で一致している」
「つまるところウンティティの退団はバルセロナの人件費を下げることなく、クンデの選手登録や新たな選手補強のための“フェアプレー”を実現する助けにもならない」
ウンティティは2016-17シーズンに移籍金2500万ユーロでリヨンからバルセロナに加入。加わった当初こそ活躍を見せたものの、フランス代表として優勝を果たした2018年ロシア・ワールドカップ後から左ひざの問題に悩まされることになった。それ以降の3シーズンの出場数は49試合にとどまり、昨季はわずか1試合の出場機会しかなかった。
バルセロナのチャビ・エルナンデス監督は昨季終了のタイミングで、ウンティティに戦力外を通告。それからジローナ、レンヌ、オリンピアコスらが同選手に興味を示したとされるが、最終的にはセリエAに挑戦することが決まっている。
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