アトレティコ・デ・マドリードが、フランス人DFクレマン・ラングレをレンタルで獲得することが明らかとなった。スペイン『マルカ』が報じている。
今夏、レアル・ソシエダから獲得したDFロビン・ル・ノルマンに続き、もう一人センターバックを引き入れることを目指していたアトレティコだが、どうやらそれはラングレとなる模様。スペインの首都クラブは、昨季レンタルでアストン・ヴィラでプレーしたフランス人DFを、同じく1年レンタルで引き入れるとのことだ。
ラングレの移籍にあたり、最大の問題はグロスで1600万ユーロ(約26億円。所得税の負担を抜いたネットでは800万ユーロ、約13億円)という高額な年俸だったが、バルセロナは同額を引き下げるために2026年までの結ぶ契約を延長するという。またアトレティコは、引き下げられる年俸の一部支払いを負担するようだ。
ただし、現在アトレティコの人件費はサラリーキャップの上限ギリギリで、ラングレの獲得はFWサム・オモロディオン、DFサンティアゴ・モウリーニョ、そしてもう一選手を放出した後に実現される見通し。なおアトレティコはこれまで、フェイエノールトDFダヴィド・ハンツコの獲得を狙っていると報じられ続けたが、ル・ノルマン、FWアレクサンダー・スルロット、FWフリアン・アルバレス、MFコナー・ギャラガー獲得のために総額1億9000万ユーロを投じたことで、スロバキア代表DFのためにさらなる移籍金を支払う余裕はなかったとみられる。
なおバルセロナはラングレを放出することで、MFダニ・オルモを選手登録できると噂されている。
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