フットボールの欧州主要リーグで、ラ・リーガの審判が最も高給取りだった。スペイン『マルカ』が興味深いレポートをしている。
2020年にプロフェッショナル化され、副業ではなくなったラ・リーガの審判職。世界でも評価が高いという同国の審判だが、『マルカ』曰くラ・リーガの主審は毎月の基本給として1万2500ユーロ(約180万円)、1試合をレフェリングして4200ユーロ(約60万円)、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を務めることで2100ユーロ(約30万円)を受け取っている。
ラ・リーガの主審は1シーズン平均20試合でピッチに立ち、また平均10試合でVARを務める。コパ・デル・レイの試合でも報酬は変わらず、一方でチャンピオンズリーグのレフェリングでは7000ユーロ(約100万円)を受け取っている。
ラ・リーガの主審の平均年俸は25万ユーロ(約3600万円)。2022年に最も稼いだのはマテウ・ラオス氏で、ワールドカップのレフェリング含めて33万5000ユーロ(約5000万円)の収入があった。
ラ・リーガの主審の平均年俸は、欧州において最も高い額となる。例えば、プレミアリーグの主審であれば毎月の基本給が8500ユーロ(約120万円)、1試合のレフェリングが2200ユーロ(約30万円)で、多くの試合を担当する“スター”と呼ばれる審判の年俸でも20万ユーロ(約2800万円)前後。平均年俸は11万ユーロ(約1500万円)と、ラ・リーガの主審と比べて2分の1以下となっている。
またブンデスリーガの主審の平均年俸は12万5000ユーロ(約1800万円)、リーグ・アンが12万ユーロ(約1700万円)、セリエAが14万ユーロ(約2000万円)、セミプロ審判のポルトガルリーグが3万ユーロ(約430万円)となっている。ラ・リーガの審判が受け取っている額は、突出していると言えそうだ。
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