パリ・サンジェルマン(PSG)の過激派ファンは、リオネル・メッシだけでなくネイマールの退団も求めているようだ。『RMC Sports』が報じた。
PSGに無断で観光大使としてサウジアラビアに渡航し、練習を欠席するなどして問題視されているメッシ。2週間の活動停止処分およびその間の給与停止処分が科されたことが伝えられている。
メッシとPSGの現行契約は2023年夏までとなっていたが、このことがきっかけとなって退団報道が過熱。クラブは延長交渉に取り組むことをやめ、別れを告げる意向であることが報じられている。
そして、PSGの過激なサポーター団体である「Collectif Ultras Paris」はクラブ本部に押し寄せてメッシとネイマールの退団を要求したとのこと。それだけでなく、ナセル・アル・ケライフィ会長を筆頭に幹部陣の退任を要求したほか、侮辱的なチャントを唱えたようだ。
また、「Collectif Ultras Paris」はパリ郊外の高級住宅街ブージヴァルへと入り込み、ネイマールの自宅前で「ネイマール、失せろ! 」などと言った罵倒も浴びせたという。リーグアン33試合終了時点で2位マルセイユと勝ち点差5となるなど、無冠で終える可能性も指摘されている2022-23シーズン、サポーターの不満が一気に爆発したようだ。
なお、PSG側はそれらの行動に対して以下のような声明を発表している。
「少数個人グループの耐え難い侮辱的な行動を強く非難する。意見の相違が何であれ、そういった行動を正当化することはない。選手やスタッフ、恥ずべき行為の対象となった人々を全面的にサポートする」
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