ブラジル代表FWネイマールが2022年夏にパリ・サンジェルマン(PSG)を退団する可能性が浮上しているようだ。フランス『RMC Sport』が報じた。
2017年夏にバルセロナから完全移籍加入して以来、負傷や批判に悩まされることもあるもののエースとして結果を残してきたネイマール。しかし、キリアン・エンバペやリオネル・メッシの存在により、クラブでの立場も変化してきている。
そして先日、PSGのナセル・アル・ケライフィ会長はネイマールの移籍可能性について、以下のような言葉を発した。
「私が言えることは、私たちは彼ら全員が昨シーズンよりももっとやってくれると期待しているということだ。全員が100%にならなければいけない。明らかに私たちは先に行くには十分ではなかった。来シーズンに向けた目標は明確で、毎日取り組み、200%を出し切ることだ。もう一度謙虚さを取り戻し、負傷や出場停止、試合を変える可能性のある反則を回避するために変わらなければいけない」
この発言は、各紙でさまざまな憶測を呼んでいる。ネイマールはマリーシアによって積極的にファウルをもらうスタイルが指摘されており、勝利への貢献や負傷を予防する効果も指摘される一方、懐疑的な見解も。したがって、アル・ケライフィ会長の発言はネイマールを批判したものなのではないかとも囁かれている。
今回の報道によれば、ネイマールはこの発言によって2022年夏の退団を検討し始めているとのこと。とはいえ、他クラブが獲得に動く可能性は低く、当人もカタール・ワールドカップ(W杯)に集中したい意思を示しているとされ、実現の見込みは薄いようだ。
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