レアル・マドリードMFルカ・モドリッチが、今季出場機会が減少している状況について語っている。スペイン『マルカ』がコメントを伝えた。
今夏にレアル・マドリードとの契約を1年延長したモドリッチだが、これまでと比べて出場機会が激減。ラ・リーガでは第9節までを終えて先発が3試合で、合計286分間の出場にとどまっている。
カルロ・アンチェロッティ監督が世代交代を推し進めていることがうかがえるが、しかしモドリッチ本人はそうした起用方法に納得がいっていないようだ。クロアチア代表で記者会見に出席した同選手は、自身が今もなお1週間に2試合戦っていけるとフィジカルを有していると、強烈な競争心を示している。
「自分にとって新しい状況だ。確かに以前みたいに、僕が望むようにはプレーできていない。僕はいつだってプレーしたいし、休みはいらないと思っている。その方が調子良いし、各試合に最高の形で立ち向かえるんだよ」
「今みたいな状況は未来に向けて有利に働くのかもしれない。だけど必要ならば3日おきに戦いたい。フィジカル的にも良い調子だし、モチベーションとエネルギーがあふれているからね。そうでなければ、クロアチアをキャプテンとして引っ張ることは難しいだろう」
ただモドリッチはその一方で、レアル・マドリードで若手選手たちの出場時間が増えていくのは、自然な成り行きとも考えているようだ。
「レアル・マドリードでの役割が変わっていくのは当たり前の、自然なプロセスでもある。僕はそれを受け入れ、メンタルを整えて前に進んでいきたい」
モドリッチはまた、今夏レアル・マドリードに加入しながら、負傷の影響でまだ試合に出場していない18歳MFアルダ・ギュレルについても触れている。
「ギュレルは並外れた才能を持つ素晴らしい若者だ。レアル・マドリードのファンを前にして、まだその力を示せていないのは寂しいことだね」
「彼のキャリアは輝かしいものとなり、ファンに多くの幸せを与えてくれるはずだ。ただ、彼をアルダ・ギュレルのままにしておく必要がある。プレッシャーをかけても、誰かと比較してもいけない。僕との比較だって無用だよ」
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