アトレティコ・デ・マドリードが、スロベニア代表GKヤン・オブラクと契約を延長することで合意したようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
アトレティコとオブラクの契約期間は2023年6月までで、スロベニア代表GKは同年1月を迎えた時点で他クラブとの交渉が可能になる状況だった。オブラクは過去にPSG、マンチェスター・ユナイテッドが獲得の可能性を探っただけでなく、GKケパ・アリサバラガを引き入れる前のチェルシーに至っては、契約解除金の1億ユーロ（現在は1億2000万ユーロまで上がっている）を支払う用意すらあったとされる。アトレティコにとって、再び数多のビッグクラブが狙うであろう守護神との契約延長は、最重要課題の一つだった。
そして『マルカ』は、アトレティコがオブラクと契約を5年間延長することで合意に至ったと報道。これが事実ならば、現在29歳のオブラクは2028年までスペイン首都のクラブにとどまることになる。また年俸に関しては、ネットで1000万ユーロという額が維持されるようだ。
オブラクは2014年、レンタル期間を終えてチェルシーに出戻ったGKティボ・クルトワ（現在はレアル・マドリード所属）の後釜として、ベンフィカからアトレティコに加入。以来、平然と驚異的なセーブを連発する世界最高のGKの一人として名を馳せ、ディエゴ・シメオネ監督が「オブラクはアトレティコのメッシだ」と評したこともあった。現在は第1キャプテンのMFコケに続き、アトレティコの第2キャプテンを務めている。
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