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カンファレンスリーグから追放のオサスナ「フットボールも何もかも投げ出したい決定だ」。なぜバルセロナはCLに参加可能? | ラ・リーガ

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カンファレンスリーグから追放のオサスナ「フットボールも何もかも投げ出したい決定だ」。なぜバルセロナはCLに参加可能? | ラ・リーガ(C)Getty images
【欧州・海外サッカーニュース】カンファレンスリーグから追放されたオサスナ(ラ・リーガ)。CLに参加見込みのバルセロナと、なぜ扱いが違うのだろうか?

オサスナは4日、UEFA(欧州サッカー連盟)上訴委員会からカンファレンスリーグ追放についての不服申し立てを却下されたことを発表した。

昨季ラ・リーガを7位で終え、カンファレンスリーグ出場権を手にしたオサスナだったが、UEFAの調査委員はUEFAに対して同クラブが過去に八百長を行なったためにカンファレンスリーグへの「参加資格がない」と結論付けていた。オサスナは上訴委員会に不服申し立てを行なったものの、それも受け入れられることがなかった。

オサスナが八百長を行なったのは2013-14シーズンのことで、元幹部アンヘル・マリア・ビスカイ氏や元会長ミゲル・アルチャンコ氏など当時の理事会メンバーたちは、2023年にスペイン最高裁判所から横領、汚職などで有罪判決を受けた。UEFAの調査委員のオサスナの「参加資格がない」という見解も、その判決を基としている。

ただしクラブに被害を与えたとして、八百長を行なった当時のオサスナ理事会メンバーを訴え、法廷で闘ったのは現在の理事会だった。現理事会はラ・リーガ2部に降格するなど、八百長後に落ちぶれたクラブを財政的にもスポーツ的にも立ち直らせ、ラ・リーガ1部復帰、コパ・デル・レイ決勝進出、そしてカンファレンスリーグ出場にまで導いた。が、彼らは断ち切ったはずの過去に足を引っ張られるようにして、カンファレンスリーグ出場の褒賞を取り上げられている。

オサスナのブラウリオ・バスケスSD(スポーツダイレクター)は、カンファレンスリーグ追放という決定に対して、その憤りを隠すことができなかった。

「すべてを、何よりもフットボールを投げ出したい気分だ。こうなるとすべてが疑わしくなってくる。私たちは皆にとって模範的存在であるはずなんだ。今の理事会メンバーには、このクラブが存続できるよう自分の資産を投じた人間だっている。私たち自身でクラブが被害を受けていたと訴えを起こしたにもかかわらず、私たち自身が罰せられてしまった……二重の罰を受けるなど、少し現実とは思えない」

「クラブのイメージは大きく傷つけられた。良いイメージをつくるには長い時間をかけなくてはないが、しかしそれは一瞬で傷つけられてしまう。今回、私たちが受けたダメージはあまりにも大きい」

「(八百長や汚職を行なっていたのは)以前の経営者たちであり、今のオサスナはスペイン・フットボールのお手本となっている。スペインだけでなくイギリス、アメリカでもオサスナの経営モデルの素晴らしさが語られているにもかかわらず、いきなり自分たちの努力の成果が取り上げられてしまった。冗談かと、フェイクニュースかと思ったよ。私たちはピッチで権利を勝ち取ったんじゃないのだろうか」

オサスナがカンファレンスリーグ追放となったのは「直接的でも間接的でも試合結果に関与したあらゆるクラブが大会から追放となり得る」というUEFAの規約に抵触したため。オサスナは2023年に当時の理事会メンバーたちが有罪判決を受け、八百長の存在が確実となったことで欧州カップ出場権剥奪となった。その一方、審判買収疑惑によってスペイン検察から起訴されたバルセロナが、来季チャンピオンズリーグに参加見込みであることに疑問を呈する声もあるが、この“ネグレイラ事件”についてはスペイン国内でどんな判決も出ていない。UEFAは裁判での判決など、すでに出ている証拠によって大会追放などを判断するが、“ネグレイラ事件”は証拠不十分であるようだ。

なお、オサスナはスポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴する方針だ。

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