レアル・マドリードは14日にラ・リーガ第21節延期分、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのエルチェ戦に臨む。前日会見に出席したカルロ・アンチェロッティ監督は、クラブ・ワールドカップを戦い終えた直後ながら、良い形で試合に臨めることを強調している。
先週のミッドウィークと週末にクラブW杯を戦い、優勝を果たして半週遅れで第21節を戦うレアル・マドリード。アンチェロッティ監督はこの一戦に向けて、「私たちの調子は良い。良い感触を手にしているよ。勝ち取ったタイトルの喜びをファンと共有したい」とコメントした。
週末、ビジャレアルを下した首位バルセロナに勝ち点差を11まで広げられたが、アンチェロッティ監督はサポーターの反応を恐れてはいないようだ。
「ファンは私たちのことをよく知っている。このチームの真剣さ、これからも全力を尽くすことを理解しているんだ。ファンが私たちを批判するタイミングではないと思う」
アンチェロッティ監督はその一方で、ここ最近左サイドバックとしてプレーし続けているMFエドゥアルド・カマヴィンガについても言及。このまま同ポジションにコンバートする考えはあるのだろうか。
「彼はそのポジションで見事なプレーを見せるが、強力な中盤の選手であることも忘れてはいけない。今していることは一時的な措置で、アラバも戻ってきたことだし、ナチョだってそのポジションでプレーできる。カマヴィンガが左サイドバックを務められるが、そこでプレーしない場合には中盤を任せることになる」
負傷離脱中のGKティボ・クルトワは、この試合には間に合わないようだ。
「クルトワは明日の試合には出場しない。土曜のオサスナ戦ではプレーすると思う。ミリトン、ルーカス・バスケスは明日の試合で復帰できるね。一方、クロースが問題を抱えて欠場することになる」
「出場停止のヴィニシウスの代わりには誰が出場するのか？ ロドリゴがプレーするよ」
アンチェロッティ監督はまた、クロースがレアル・マドリードと結ぶ今季限りの契約を延長するのか、それとも現役を引退するのかについて問われ、次のように返答した。
「私は何が起こるのか知っている。言わないけどね。なぜ言わないのか？ 私はクロース本人じゃないんだ」
「何かを言われたわけではないよ。しかし私の感覚を言わせてもらえば、契約の延長もありなんじゃないかな」
では、同じく今季で契約が切れるFWカリム・ベンゼマはどうするのだろうか。
「彼が契約を延長したのかどうかは知らない」
「しかし、レアル・マドリードのレジェンドたちはこのクラブに残るべきなんだ」
今季終了後にブラジル代表を率いる可能性が報じられたアンチェロッティ監督だが、自チームのブラジル人選手たちから何か言われたのだろうか。
「質問は何もされていない。彼らは冗談を言っている。私たちは友達で、笑い合っているよ。実際、私はこのクラブと2024年まで契約を結んでいるのだから」
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