28日のラ・リーガ第12節、首位レアル・マドリードは敵地モンジュイックでバルセロナと対戦する。前日会見に出席したカルロ・アンチェロッティ監督は、勝ち点1差の状況で行われる今季初のクラシコを「特別」な一戦と形容。ただし、何かが決する試合ではないことも強調している。
「私たちはモチベーションにあふれている。この一戦は重要かつ特別だ。今季初のクラシコなわけだからね」
「だが今後もこの対戦は繰り返されるだろう。リーグ後半戦はもちろんのこと、スペイン・スーパーカップ、コパ・デル・レイ、チャンピオンズリーグ……と、私たちが対決する可能性は何度もあるんだよ。私は明日の試合が、ただの初戦に過ぎないのでは、という感覚も持っている。そして、その試合に私たちは良い状態で臨むことができる」
ミッドウィークのチャンピオンズリーグ・ブラガ戦（2-1勝利）では、MFジュード・ベリンガムが体を痛めて交代。しかし、クラシコには問題なく出場できる見込みだ。
「ベリンガムは明日プレーする。良い状態にあるからね。彼は回復して、今日は問題なく練習に取り組んだ」
「ベリンガムにクラシコの意味を説明する必要はない。プロフェッショナルはあらゆる試合を見ているし、クラシコの意味は誰もが知っている。クラシコは世界中の人々が注目する、フットボールの試合の中でも大切な一戦なんだよ」
今季出場機会が激減しているMFルカ・モドリッチは、ブラガ戦にフル出場。クラシコで出番を与えるプランはあるのだろうか。
「このチームの全選手がプロフェッショナルであり、起用方法についての説明など求めてない。同様に私が特定の選手に対して、起用しない理由を説明することもない。モドリッチの状況については、何も心配するべきことはないよ」
「なぜ彼やクロースの出場機会が減っているのか？ 私たちは新たなシステム（4-3-3から4-3-1-2に）を使用し、ゆえに色々と変化しているんだ。ときに選手たちをリフレッシュさせるため、モチベーションを上げるためにローテーションも採用している」
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