レアル・マドリードがボルシア・ドルトムントMFジュード・ベリンガム獲得の動きを加速させているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
以前からベリンガム獲得に動いていることが報じられてきたレアル・マドリードだが、カタール・ワールドカップでもそのポテンシャルを示した同選手の争奪戦が厳しく、難しいものになることを考慮して早期に獲得を決める考えのようだ。
レアル・マドリードは1年前からベリンガム側とコンタクトを取っており、ドルトムントとの契約を延長しないよう求めたという。ベリンガム側はその要求を受け入れてドルトムントとの契約を延長せず、このために同クラブは来夏の移籍市場で売却する意思を固めたとみられている。
『マルカ』はベリンガムの今後について、「レアル・マドリードでプレーするという意思を維持し続けているか」が焦点と記載。レアル・マドリードは同選手に関する情報を継続的に取得しているようだが、ほかのビッグクラブが「市場を度外視した」オファーを提示して、状況を逆転させる可能性を警戒している様子だ。
なお、ベリンガムの獲得を目指すクラブとしてはリヴァプールの名も挙げられていたものの、こちらはベリンガムからレアル・マドリード移籍を希望し、なおかつイングランドに戻る意思がないことを伝えられ、ベンフィカMFエンソ・フェルナンデスにターゲットを変更したとみられる。
レアル・マドリードもこのアルゼンチン代表MFに興味こそ持っていたようだが、しかし中盤の補強における「真の獲得目標」はベリンガムにほかならなず、全力で、考えていたよりも早い段階でイングランド代表MF獲得を実現する心構えとのこと。しかし、いずれにしてもベリンガムはこの冬の市場では移籍せず、来年6月30日まではドルトムントまでプレーし続けることになるようだ。
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