レアル・マドリードはMFカゼミーロがマンチェスター・ユナイテッドに移籍しても、後釜を獲得しない方針という。スペイン『マルカ』が報じている。
カゼミーロはレアル・マドリードと比べて2倍近くの年俸、同クラブと結ぶ期間よりも2年長い2027年までの契約オファーをユナイテッドから提示され、3日間熟考した末にこれを受け入れた模様。現地時間19日にもユナイテッドのメディカルチェックを受けるとされている。
カゼミーロがレアル・マドリードを去るとして、気になるのは同クラブが後釜を獲得するかどうかだが、少なくともこの夏の移籍市場で動く考えはない様子。今夏にDFアントニオ・リュディガー、そしてカゼミーロの将来的な後継者であったMFオーレリアン・チュアメニを引き入れたレアル・マドリードは、アメリカツアーを行っていた段階でこれ以上新たな補強はしない方針を立てていたという。現在、クラブ首脳陣とカルロ・アンチェロッティ監督は選手放出に注力しており、プランを変更する考えはないとのことだ。
レアル・マドリードはFWカリム・ベンゼマの必要性が議論されたときと同様に、「少し時間が経てば重荷になり得る選手を獲得して、クラブの未来を抵当に入れない」と、ただの埋め合わせ、間に合わせのような選手獲得をする考えは一切ないとみられる。
今季は冬に選手のショーケースとなるカタール・ワールドカップがあり、またEU圏外枠を占めるFWヴィニシウス・ジュニオール、DFエデル・ミリトン、FWロドリゴのいずれかが冬までにスペイン国籍を取得できる見込みとあって、レアル・マドリードはもしカゼミーロの後釜を獲得するとしても冬の移籍市場で待つ考えのようだ。
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