レアル・マドリードは20日、エスパニョールからレンタルで獲得したFWホセルの入団発表を開いた。注目の背番号は、14となった。
ラ・リーガ2部に降格したエスパニョールから買い取りオプション付きのレンタルでレアル・マドリードに加わったホセル。現在33歳のFWは2010〜2012年にもスペインの首都クラブに在籍し、Bチームのカスティージャを中心にプレーしており、じつに11年ぶりの古巣復帰となった。
ホセルは、以前は2試合しか出場機会を得られなかったレアル・マドリードのトップチームで、再びプレーできることへの喜びを表している。
「妻と子供たちには大目にみてほしい。今日は僕の人生の中でも、最も幸せな日の一つだ。いつだっても戻ってくることを夢見ていたし、今日がその日になったんだよ」
「自分の人生のクラブのために全力を尽くしたい。僕がしたいことと言えば、もちろんゴールを決めることだ。このチームにはそうすることを助けてくれるチームメートがいる。僕はキャリアを通じてゴールを決めてきた。これからだってそうし続けるよ」
ホセルがレアル・マドリードでつける背番号は、FWカリム・ベンゼマ退団で空いた9番ではなく、14番だった。
「僕は誰かの代わりになるためにやって来たわけじゃない。カリムは世界最高の選手の一人だけど、自分はまた異なるタイプの仕事をするためにやって来た。重要なのはここにいられることであり、背番号が何番かは瑣末なことでしかない」
「自分のマドリディスモ(レアル・マドリード主義)を隠したことは一度もない。カスティージャでは9番を付けていた。だけど、25番まである世界最高の背番号の一つを手にできるだけで、もう信じられないことなんだよ」
なお、レアル・マドリードで9番が欠番になったことはクラブ史上一度もない。果たして今季、9番はこのまま欠番になるのか、所属選手の誰かが番号を変更して付けることになるのか、それとも、クラブ首脳陣も獲得のチャンスをうかがっているとされるパリ・サンジェルマンFWキリアン・エンバペのために空けているのだろうか……。
関連記事
● 【戦術分析】”狂人”イラオラが仕掛ける極上オートマティスム。スペインで最注目、ラージョの魅力に酔いしれよ|ラ・リーガ
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信!今すぐ下の記事をチェックしよう。