レアル・マドリードMFトニ・クロースが、再びサウジアラビアリーグに対して否定的な見解を示している。
昨季セルタでブレイクした21歳MFガブリ・ベイガのアル・アハリ移籍がほぼ決まった際、SNSで「恥ずかしい」と記して話題となったクロース。『スポーツ・イラストレイテッド』とのインタビューに応じたドイツ人MFは、歯に衣着せない見解を示し続ける。
クロースはサウジアラビアの大金を投じてスター選手獲得に動き、実際に獲得を実現していることについて、次のような考えを述べた。
「あっちでは野心的なフットボールが展開されているって言われるけど、結局はすべて金の問題じゃないか」
「僕たち皆が知っていて、愛しているフットボールは難しい状況に陥り始めている」
クロースはまた、元チームメートFWクリスティアーノ・ロナウドのアル・ナスル加入については、「クリスティアーノがそうしたように、それぞれが自分自身で決断を下さなくてはならない」と代理人などが介入した移籍ではなかったことを強調。加えてひとえにサウジアラビア移籍と言っても、プロキャリアをスタートさせたばかりの若手やまだ道半ばの選手と、キャリアの終わりにいるベテラン選手がそうするのでは、話がまったく違うことを強調している。
クロースはレアル・マドリードで、ラ・リーガ、チャンピオンズリーグを4回ずつ制するなど、合計で20のタイトルを獲得。同クラブで大きなやりがいを感じているようだ。
「自分は9年前、どうでもいいクラブに加わったわけじゃない。本当に特別なクラブでプレーしているんだよ。レアルでは最大限の要求を常に達成していかなくてはらないんだ」
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