レアル・マドリードが、ボルシア・ドルトムントMFジュード・ベリンガムの獲得を決めたようだ。『マルカ』などのスペイン主要メディアが報じている。
リヴァプールやマンチェスター・シティなども獲得を狙っていたとされるイングランド代表MFだが、どうやらレアル・マドリード移籍を決断した模様。争奪戦を制したとみられるスペインの首都クラブはすでに落ち着き払った様子で、同選手獲得を正式なものにするための最終調整を行なっているとのことだ。
レアル・マドリードはボルシア・ドルトムントに対して、ベリンガムの移籍金として1億〜1億2000万ユーロを支払う見込み。同選手は6月30日にレアル・マドリードに正式に加入する予定で、2029年までの契約にサインを交わすという。
レアル・マドリードがドルトムントに支払う移籍金、何よりも選手に提示した年俸額は、マンチェスター・シティやリヴァプールと比べれば遥かに下だったとされる。今年の初め、『マルカ』はレアル・マドリード幹部の「もし金のためならば、彼はマドリーに来ないだろう」との言葉を紹介していたが、ベリンガムは同クラブから説明されたスポーツ面のプロジェクトに魅力を感じて移籍を決断した様子。プレミアリーグ、とりわけ中東マネーの援助を受けるクラブに財政力で押されるレアル・マドリードは、MFオーレリアン・チュアメニやMFエドゥアルド・カマヴィンガを獲得したときもそうだったように、現在はブランド力やスポーツ面のプロジェクトを最大の武器にしてしているようだ。
2020年に移籍金2500万ユーロでバーミンガムからドルトムントに加入し、フットボール界の未来を担う一人との評価を獲得したベリンガムは今年6月で20歳となる同選手は、今季公式戦40試合に出場して11ゴール7アシストを記録している。
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