レアル・マドリードがパリ・サンジェルマンFWキリアン・エンバペの獲得に動くことは、もうないようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
エンバペは5月にPSGとの契約を延長した際、クラブと結んだ約束の多くが果たされていないとして、この冬での退団を求めているとされる。事実であれば、気になるのはPSG加入前、さらには2年前及び昨夏とエンバペ獲得を目指してきたレアル・マドリードの動向だ。
しかしながら『マルカ』によれば、レアル・マドリードに再び獲得に動く考えはないという。スペインの首都クラブは二度にわたって自分たちの誘いを断り、「金を選んだ」エンバペについて、これ以上関与する考えはない様子。今回の件についても「私たちの問題ではない」「PSGとエンバペの問題」といったように気に留めることもしないようだ。
レアル・マドリードはFWロドリゴ、FWヴィニシウス・ジュニオール、そして今月17日のバロンドール受賞が確実と言われているFWカリム・ベンゼマら、クラブに忠誠を誓う選手たちで構築するチームのことだけに集中しており、そこに「金を選んだ」エンバペが入り込む余地は一切ないとのこと。
なおエンバペの収入は1億5000万ユーロで、世界最高収入のフットボール選手と目されているが、『マルカ』はレアル・マドリードにも他のビッグクラブにも、PSGと同程度の金額を支払う可能性がないことを指摘している。
「エンバペはPSGが支払っている額を支払うクラブを見つけられない。『フォーブス』は彼が1億5000万ユーロをもららっている最高収入の選手と発表したが、誰も、少なくともレアル・マドリードにその金額に近づく気はない。白いチームの未来にエンバペは関与しないのだ」
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