レアル・ソシエダは10日、MFミケル・オヤルサバル（25）との契約を2028年まで延長したことを発表した。
レアル・ソシエダの下部組織出身で、クラブの象徴的選手であり、主将のオヤルサバル。ソシエダはそんな同選手と2025年まで結んでいた契約を3年間延長した。契約解除金については、7500万ユーロのままとなっている。
オヤルサバルはレアル・ソシエダで281試合に出場して80得点49アシストを記録。スペイン代表としては21試合に出場して6得点を決めている。『トランスファー・マルクト』でその市場価値は6000万ユーロと見積もられ、ラ・リーガにおいて同選手よりも高額な選手はレアル・マドリードFWヴィニシウス（1億2000万ユーロ）、MFバルベルデ（1億ユーロ）、FWロドリゴ（8000万ユーロ）、MFチュアメニ（9000万ユーロ）、バルセロナMFペドリ（1億ユーロ）、MFガビ（9000万ユーロ）の6人しか存在しない。スペイン人選手としてはペドリ、ガビに続いて、3番目に価値が高い選手となる。
オヤルサバルは昨年12月31日に300日の戦線離脱を強いられた左ひざ前十字靭帯の断裂から復帰。現在は徐々に実戦のリズムに慣れて、出場機会を増やしている段階だ。レアル・ソシエダの今回の契約延長は、同選手の復活を確信していることの表明にもなった。
ソシエダは契約延長に際して「彼はすべての記録を塗り替えていくはず。すでに勝ち取ったものがあるとすれば、それは疑いなく、最初から彼のことを称賛してきたファンの愛情にほかならない」「彼は25歳にして、伝説の一人となる凄まじい軌道を描いている」との言葉を記載。また選手本人は、次のようにコメントしている。
「本当にうれしく思っている。自分の愛しているチームでまた何年も続けているなんて素晴らしいニュースだ。去年みたいに難しい時期を過ごした後だから、なおさらね。こんなにも長くプレーし続けられるチャンスをくれたクラブに感謝をしたいと思う」
「もう何度も言ってきたけど、サポーターからこれまで受けてきた愛情には感謝してもし切れない。道やピッチで伝えてくれる愛情はいつだって本当にうれしくて、とても感謝しているよ」
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