衝撃の新天地デビューだ。
14日(日本時間15日早朝)に行われたラ・リーガ開幕節、カディス対レアル・ソシエダの試合でMF久保建英が開幕先発で出場。新天地デビューを早速果たすと、前半24分に決勝点となるソシエダでの初ゴールを決めた。
24分、MFミケル・メリーノがボールを持った瞬間、裏のスペースに走り出すと、すかさずメリーノが浮き球のパス。久保は走り込みながらそのボールを左足でトラップすると、右足に切り替えて見事なボレーで冷静にフィニッシュ。カディスのゴールネットを揺らす。その後も久保は随所に存在感を見せ、この試合のマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた。
試合後にレアル・ソシエダは久保の動画を投稿。本人は「ファンの皆さん、こんにちは。まずは、旅立ちに感謝します。ここに来るまでには長い道のりがあったと思いますが、自分としては、初日から自分の目標に向かってチームの力になれることをとても嬉しく思っていますし、皆さんも楽しんで帰ってください」とサポーターへ感謝の意を示した。
ヘタフェやマジョルカではなかなかお目にかからなかった類のパスが久保の元へ届いた。レアル・ソシエダには、メリーノだけではなく名手ダビド・シルバをはじめテクニックに長けた選手を数多く擁す技工派チームだ。テクニックに長けた久保との相性は抜群だ。久保は今夏レアル・マドリーから退団となったものの、完全移籍でソシエダに移籍。相性の良いチームでついに腰を据えられる。
今シーズンの活躍を期待せずにはいられない、見事な新天地デビュー戦だった。
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