バルセロナは4日、MFリキ・プッチ(22)がメジャー・リーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシーに移籍することを正式に発表した。
バルセロナは公式HPを通じて、次のような声明を伝えている。
「FCバルセロナとロサンゼルス・ギャラクシーは、リキ・プッチ選手の移籍について合意しました。アスルグラナ(青とえんじ)のクラブは、将来的な選手の買い戻しオプションと、将来的な選手売却収入の50%を確保する権利を得ています」
リキ・プッチはサラリーキャップの制限が適用されないMLSの“スター選手枠”、特別指定選手としてロサンゼルス・ギャラクシーに加入し、3年契約を結ぶ見込み。特別指定選手は1チーム3選手まで擁すること可能で、ロサンゼルス・ギャラクシーの場合はリキ・プッチ以外にFWチチャリート・フェルナンデス、FWドウグラス・コスタがスター扱いとなっており、FWケヴィン・カブラルはバルセロナMFの到着によって退団が見込まれている。
リキ・プッチは2014年にバルセロナ下部組織に加入。2018年にUEFAユースリーグ優勝を果たしたチームの原動力になり、2018-19シーズンにトップチームデビューを果たすと、翌シーズンに正式に同チーム昇格を果たした。しかしながら下部組織の宝石と呼ばれた逸材は、ロナルド・クーマン前監督、チャビ現監督からはほぼ出場機会を与えられず、昨季終了のタイミングでチャビ監督から戦力外を通告されていた。リキ・プッチはバルセロナのトップチームで公式戦62試合(1876分)に出場し、2ゴール3アシストを記録した。
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