スペイン代表MFロドリが、202-23シーズンのバロンドール候補に選出されたことへの喜びを表した。
昨季チャンピオンズリーグ、プレミアリーグ、FAカップ優勝の三冠を達成したマンチェスター・シティで、その原動力とも称せる活躍を見せたロドリは、先に発表されたバロンドール候補に順当にその名を連ねている。現在、スペイン代表の合宿に参加している同選手は、7日に記者会見に出席し、そのことへの感想を述べた。
「候補リストに含まれたこと、スペイン・フットボールを代表できることに誇りを感じている。僕にとって（バロンドール受賞は）夢だけど、ほかの候補がどういったクラスの選手たちかも理解しているよ。僕はコレクティブなプレーで結果を出していくよう努めるだけだ」
マンチェスター・シティMFはまた、16歳という若さでスペイン代表に招集されたバルセロナFWラミン・ヤマルについても言及。特別な才能の持ち主との見解を示している。
「彼は信じられないような軌跡を描いている。早い段階でブレイクを果たしたけど、彼に何ができるのか、すでに僕たちは目撃しているんだ。ピッチ上でプレーする彼を目にすると、そんな年齢だとは思えないね」
ロドリはその一方で、今夏欧州からサウジアラビアに多数のスター選手が移籍したことについて、何か手を講じる必要性があると説いている。
「（選手たちのサウジアラビアに移籍は）オファーされる額を考えれば完全に理解できることだ。選手たちの流出を防ぐために何かしらの手段を講じなくてはいけないだろう。昔はベテランだけだったが、今は若い才能すら出て行ってしまう現実があるんだ」
なおスペインは今回のEURO2024予選で、8日にグルジア戦、12日にキプロス戦に臨む。
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