レアル・マドリードのDFアントニオ・リュディガーが、FWヴィニシウス・ジュニオールの騒動について見解を述べている。
高い技術を生かしたドリブル突破を最大の武器とするヴィニシウスは、対応に苦慮する相手選手たちから荒いタックルや挑発を受けることで、審判への抗議をはじめ苛立ちの振る舞いを見せ続けている。
14日に記者会見に出席したリュディガーは、この問題について言及。ヴィニシウスがプレーに集中すること、審判たちがしっかりと選手を守ることのどちらも必要との見解を示している。
「ヴィニシウスのことについてはフィフティーフィフティーだと思っている。彼はプレーに集中するべきだし、そうできれば世界最高クラスの力を発揮してくれる。ただ、あれだけ痛めつけられていたら難しいことではある。彼はまだ若く、今なお学んでいる最中だ。だが審判は全員を対等に扱うべきだろう」
昨夏の移籍市場で契約切れのチェルシーからレアル・マドリードに加わったリュディガー。スペイン首都クラブの規模の大きさには、舌を巻いた様子だ。
「新しい経験をいくつもしている。初めて臨んだ記者会見では、見たこともない数の人々から質問を受けた。あらゆるクラブに敬意を払うが、やっぱりここは違うんだ。このクラブは巨大だよ。ただ人々は謙虚で、一緒にいて心地いい。いい感じだ」
「レアル・マドリードでプレーすることは簡単じゃない。偉大な選手たちが在籍してきたクラブだし、重圧は大きい。でも結局、その重圧があるから成長することができるんだ」
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