レアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスは、近々クラブとの契約延長交渉を行う予定だが、現状、両者の意向には開きがあるようだ。スペイン紙『マルカ』が伝えた。
2005年に19歳でセビージャからレアルに移籍したS・ラモスは、その後クラブでプレーを続けて公式戦通算635試合に出場。また90ゴールを記録するなど、ディフェンダーらしからぬ得点能力を発揮している。さらにS・ラモスは、スペイン代表としても2010年のワールドカップ制覇など数々のタイトル獲得に貢献。今ではレアルとスペイン代表の象徴的な存在となっている。
あと1ヶ月半で34歳となるS・ラモスだが、レアルとの現行契約は2021年夏までとなっており、契約延長に向けた話し合いが近々行われる予定。ただ、契約延長の年数に関して両者の希望が異なっているため、延長交渉は難航する可能性を秘めている。
故サンティアゴ・ベルナベウ会長の頃、30歳以上の選手とは1年毎の契約延長を結んできたレアルは、現在も32歳以上の選手とは1年毎に延長する方針を貫いている。2017年までレアルに所属した現ポルトのポルトガル代表DFぺぺも、2年以上の契約を求めていたがレアルは首を縦に振らず、結局ベジクタシュに移籍したのは記憶に新しいところ。S・ラモスもぺぺと同様にレアル2年の契約延長を結ぶことを希望しているため今後の動向が注目されている。
様々な問題がありながらもクラブと良好な関係を築いているS・ラモスは、交渉の場で2年の契約延長を勝ち取ることはできるのだろうか。
今後の動向が注目されるS・ラモスの所属するレアルは22日（現地時間）、ラ・リーガ第25節でレバンテと対戦する。この試合はDAZN（ダゾーン）で日本時間23日5時からライブ配信される。
DAZNについて
DAZNなら好きなスポーツをいつでも、どこでもライブ中継&見逃し配信！今すぐ下の記事をチェックしよう。