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セビージャSD「先週までチェルシー&クンデ本人と移籍で合意していたがチェルシーに迷い生じた。そこでバルセロナから初めて連絡きた」 | ラ・リーガ

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セビージャSD「先週までチェルシー&クンデ本人と移籍で合意していたがチェルシーに迷い生じた。そこでバルセロナから初めて連絡きた」 | ラ・リーガDAZN
【欧州・海外サッカーニュース】セビージャの名物SDが明かすクンデのバルセロナ移籍の舞台裏とは。

セビージャのモンチSD(スポーツディレクター)が、バルセロナにDFジュール・クンデを売却したいきさつを語っている。

移籍金5000万ユーロ+出来高1000万ユーロという条件をバルセロナに提示されて、クンデの売却を決断したとされるセビージャ。しかし、その直前にはチェルシーに売却することがほぼ確実とも報じられていた。

モンチSDはセビージャのオウンドメディアで、なぜ売却先が変わったのか、その理由について説明している。

「市場が開いたときには、もっと興味を持っていたクラブが存在した。最後まで残ったクラブ、とりわけチェルシーとはこの1カ月を通して向き合うことになったんだ。そして、この前の木曜に私たちはチェルシー、選手と合意に至った。が、最後の最後でチェルシーに迷いが生じ、週末にはすべてがストップしてしまった。すると月曜、バルセロナが初めて連絡してきたんだよ。彼らは私たちが求めていた条件を下回るオファーを提示してきた。しかしその後に重要な金額の、クラブ史に残る売却額のオファーが届いたわけだ」

「クンデとの契約は残り2年だったから、私たちはダモクレスの剣を持っている状況だった。来季になれば、私たちはもう死んでいたよ。私たちは仲介料も手数料もなく、重要な金額を獲得することができた。私たちはセビージャの利益のために、しなければけないことをしたんだ。確かに、チェルシーは最後にもう一度獲得を望んだが、バルセロナのオファーはチェルシーのものを上回っていた。より良いオファーはバルセロナのものだったんだ」

モンチSDは、同じリーグに所属するバルセロナへの選手売却を否定的に考えていないようだ。

「私たちはバルセロナの直接的ライバルではない。私たちは野心にあふれた誇り高いクラブだが、しかし彼らと同じ場所にいるわけじゃないのだから。バルセロナは大金を使って私たちの選手を獲得できるば、私たちはそうできないんだ。セビージャは地に足をつけながら成長している」

「セビージャには確固としたビジネスモデルがある。私たちはこうやって利益を手にすることで、日々の収入を上回る陣容を手にできるんだ。チームの陣容は日々の収入の100%、いや、それ以上の価値さえ持ち得るものだ。ここ3年間、私たちが行った重要な選手売却は一件(ブライアン・ヒル)しかなく、この夏には財政的問題を抱えることになった。この夏は二つ(クンデ&ディエゴ・カルロス)の素晴らしい選手売却を実現できた」

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