セビージャがジュレン・ロペテギ監督の後任として、ホルヘ・サンパオリ氏の招へいを決めたようだ。スペイン『ABC』が報じている。
昨季後半戦から一気に調子を落とし、その当時からロペテギ監督の解任が噂されてきたセビージャ。結局、同指揮官は継続してチームを率いたものの調子は一向に上がらず、今季ラ・リーガでは第7節終了時点で1勝2分け4敗の17位 に位置している。
これを受けたモンチSD(スポーツディレクター)は数週間前から監督交代に動き、サンパオリ氏との交渉を始めたとされる。アルゼンチン人指揮官は今季限りではなく来季終了までの契約や冬の市場での補強を求めようだが、モンチSDがこれらの要求を受け入れたことで、4日の段階で交渉は合意に至ったようだ。サンパオリ氏は6日にもセビージャに到着して、チームを指導することになるという。
サンパオリ氏は2016-17シーズンにもセビージャを率い、チャンピオンズリーグ圏内の4位でシーズンを終えた。が、翌シーズンにはアルゼンチン代表監督になることを決断し、そのため契約を残した段階でセビージャを退団している。『ABC』の報道が真実ならば、今回が2回目のアンダルシア州都での挑戦となる。
なお、セビージャのロペテギ監督の扱いは賛否両論だ。報道通りならばすでに解任が決まっているロペテギ監督だが、5日に行われるチャンピオンズリーグ、ボルシア・ドルトムント戦では引き続きチームを指揮。すでに“首を切った”監督に試合を戦わせるセビージャには、少なくない批判が巻き起こっている。もっと言えば、今夏の移籍市場でDFジュール・クンデとDFディエゴ・カルロスの両センターバックを売却したことはモンチSDの失敗ともされ、すべての責任をロペテギ監督になすりつけるのは不当との声も存在している。
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