スペイン代表MFペドリが、所属クラブのバルセロナと代表チームでのプレーの違いについて語っている。
スペインとバルセロナ。どちらも4-3-3が基本システムで、ボールポゼッションを特徴としているが、ペドリによれば「ニュアンスの違い」があるという。
ペドリはスペイン『カデナ・コペ』とのインタビューで、両チームでのインサイドハーフの役割について説明。チャビ・エルナンデス監督率いるバルセロナで、インサイドハーフはよりゴールに近いところでプレーし、ルイス・エンリケ監督率いるスペインではよりビルドアップに特化していると語った。
「僕とガビ、二人のインサイドハーフのプレーは、代表とバルサでニュアンスが異なっているんだ。バルサでの僕たちはゴールやアシストのためにもっと(相手MFとDFの)ライン間に残るようにしている。その一方で代表ではもっとボールに触れるようにしているね」
25日に20歳の誕生日を迎えたペドリは、ワールドカップデビューとなった先のコスタリカ戦で緊張を感じなかったようだ。バルセロナのチームメートでもある主将MFセルヒオ・ブスケツの存在が大きかったという。
「もう少しナーバスになると思っていたけどね。コスタリカ戦のアップ前、僕とガビはブスケツと少しだけ話し合った。ブスケツは自分たちに落ち着くよう、試合前にあるどんな喧騒も気にしないように言ってくれたんだ。キャプテンのそうした言葉が僕を安心させてくれた。自分たちがプレーを楽しんでいたのが感じられたもらえたと思う」
今回のスペイン代表のスター格としても扱われるペドリだが、本人は気にしていない様子だ。
「代表でもバルセロナでも、自分がスターとは感じない」
「そういった売り文句みたいなものは気にしないね。僕が好きなこと、つまりフットボールをプレーすることだけに集中しているよ」