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欧州SL主催者「表向きに参加を拒絶したクラブからも連絡届いている」「ジローナならば3部リーグから参加する」|ラ・リーガ

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欧州SL主催者「表向きに参加を拒絶したクラブからも連絡届いている」「ジローナならば3部リーグから参加する」|ラ・リーガDAZN
【欧州・海外サッカーニュース】欧州スーパーリーグは本当に実現するのだろうか?

欧州スーパーリーグ(SL)のプロモーター、A22スポーツ・マネージメントのベルント・ライヒェルト氏が、同リーグを成功させることに自信を見せている。

欧州連合司法裁判所は21日、欧州サッカークラブ主体の欧州SL発足について、FIFA(国際サッカー連盟)およびUEFA(欧州サッカー連盟)がこれを阻止したりクラブに処罰を与えたりすることが、EU競争法違反にあたるとの判決を下した。

この判決を受けてレアル・マドリード&バルセロナのスペイン2強は欧州SL発足の動きを活発化させているが、そんな彼らに協力しているのがA22スポーツ・マネージメントだ。同社は欧州SL発足のアドバイザーおよび同大会のプロモーターを務めている。

A22スポーツ・マネージメントの提案する欧州SLの大会方式では、男子大会で64クラブが参加。スターリーグ(16クラブ)、ゴールドリーグ(16クラブ)、ブルーリーグ(32クラブ)の3部制で構成し、各リーグ間で昇格・降格があり、各クラブ年間最低14試合を戦うことが約束される。

スペイン『カデナ・コペ』とのインタビューに応じたライヒェルト氏は、欧州SLがUEFAの大会より魅力的なものであることを強調。そしてバイエルン・ミュンヘン、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、アトレティコ・デ・マドリード、レアル・ソシエダなど、欧州SLへの反対を表明するクラブとも今後対話していく考えを示し、さらに表面的には反対していても、実際には参加に興味を持っているクラブが存在していることもほのめかしている。

「今日は自由が勝利した日だ。これからは各クラブが同じテーブルに座って、(欧州SL発足に向けて)話し合えるようになった。それはこれまで禁じられていたことなんだよ」

「今日、私は多くのクラブと話をした。ただ、現段階で交渉を合意させようという意思はまだない。欧州SLを構成するクラブは、然るべきときに発表させてもらうよ。今は対話をするときなんだ」

「公で『ノー』と言ったクラブも、欧州SLについて説明してほしいと私に連絡をしてきたよ。『ノーとは言ったが、私たちはここにいる』といった具合にね」

欧州SLは、基本無料で試合を視聴できるようだ。

「最高のフットボールはどんなものよりも人を集めることができる。それだけで広告、出資者を集められるんだよ。ファンにとって欧州SLが無料であることを、私たちは疑っていない」

「私たちの考えでは、欧州SLは常に無料だ。熱狂的なファンのためのプレミアム登録などはあるかもしれないがね」

今季ラ・リーガではジローナが躍進を見せている。もし4位以内で同リーグを終えれば、UEFAの大会ではチャンピオンズリーグに出場することが可能となるが、欧州SLではレアル・マドリーやバルセロナといった強豪チームとすぐに対戦することはできるのだろうか。

「ジローナが国内リーグで好成績を収めれば、欧州SLdeha3部であるブルーリーグから参加することになる。彼らにとってはその方がずっと良いよ」

「チャンピオンズリーグ出場は毒だと多くのクラブが不満を漏らしている。たとえ参加しても負けてしまえば、自分たちのプロジェクトを固める間もなく3カ月で家に帰されるわけだからね。例えばビジャレアルはチャンピオンズの準決勝まで進出したチームだが、次のシーズンには大会の外に放り出されたんだ」

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